プロパンガスは環境に良いエネルギーです

最終更新日 2024年4月15日 by akasak

この記事は以下のような人におすすめです


・都市ガスからプロパンガスに乗り換えたい

・プロパンガスのメリットを知りたい
・ガス料金に悩んでいる

プロパンガスは液化石油ガスのことで、天然ガスを圧縮しており常温でも液化できる状態になっています。
LPガスやLPGなども同じガスの種類で、給湯器や家庭用・業務用ガスの燃料などに利用されています。
タクシー燃料や火力発電燃料などにも使われており、幅広い分野において使われることが多いです。

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プロパンガスと都市ガスの違い

プロパンガスと都市ガスにはいくつか違いがあり、主成分や発熱量、燃焼範囲や料金制度などが異なります。
LPガスの方が約2倍都市ガスよりも発熱量が優れており、使用できるガス機器も違います。
ガスの種類毎によってガス量が異なるので、プロパンガス用と都市ガス用ガス機器では流用できません。
都市ガスの場合ガス管を通じて届くので、ガス導管を引くことが必要です。
東京都や大阪府などの都市部において普及率は高いですが、地方に行くほど普及率は低い傾向にあります。
プロパンの場合営業所の配送エリアなら対応することができ、特に地方でのエネルギー源として人気が高いです。
都市ガスは公共料金になるので、水道料金や電気料金と同じく公共料金として用いられる総括原価方式が採用されています。
総括原価方式とは事業が効率的に行うケースに要する費用に対して、適正な事業報酬を加えた総括原価を総収入として料金を設定することです。
都市ガスの場合料金設定に一定基準ありますが、プロパンの場合は自由料金制を採用しています。
そのためガス会社毎に料金の開きがあるので、ガス会社が変わると同じ使用量でも料金が安くなったというケースは多いです。
比較検討することによって、お得に利用することができるでしょう。

プロパンガスのメリット

発熱量が優れている

プロパンガスにはいろいろなメリットがあり、その熱量の違いがあげられます。
ガス能力の発熱量を比べると、都市ガスの場合11,000Kcal/m3ですがプロパンガスの場合24,000Kcal/m3です。
都市ガスと比較すると約2.18倍の発熱量が優れていることになります。

人体や環境にやさしい

人体や環境にやさしいということもあり、LPガスの主成分であるプロパン・ブタンなどは体に関して害はありません。
ガス会社ではガスボンベに不純物などが含まれているかきちんと確認しているので、硫化物やすすといった有害物質などはほとんど含んでいないので安心です。
燃焼した後は少量の二酸化炭素や水になるだけになっているので、有毒な物質はほとんど発生しないです。
環境に優しいエネルギーとして利用することができます。

災害時の復旧が早い

災害時の復旧が早いこともあげられます。
プロパンの場合ボンベに収納されているガスを直接導管を使って家庭に引込するので、災害が発生した時に外部から接続の復旧をほとんど待つことなく、すぐガスの供給が受けることが可能です。
都市ガスよりもスピーディに復旧することができ、電気よりかなり早く完全復旧することができます。
災害時の復旧が他のエネルギーより早いという点もメリットです。
プロパンは通常50kgのボンベが2本設置しているので、1本目が切れたとしても2本目を利用すると1ヶ月以上はガスを使用することができます。
災害時に貴重なエネルギーになるのも大きなメリットです。

プロパンの事故発生率は少ない

プロパンには危険なイメージがあるかもしれませんが、実際ガスを供給する会社は安全・安心して使用できるよういろいろな工夫を行っています。
さまざまな事故を想定しながら、トラブルの防止や安全性を高めているシステムを導入しているので安心です。
プロパンの事故発生率は少なく、どこでも使用することができます。
ガスボンベと使用するので設備さえあれば、いつでもどこでも使用できます。
都市ガスは特別なガス管がエリアに導入されているのが前提条件になるので、すぐに使用できないエリアも多いです。
いつでもどこでも使用できるのがプロパンのメリットです。

初期導入費用は0円ということも多い

初期導入の費用がかからないことが多く、気軽に利用することができます。
都市ガスはガスを供給する導管が配管されていないと、条件によって工事費用がかなりかかることもあり、設置費用や初期費用などすべて契約者が負担することになるでしょう。
プロパン場合初期導入費用は0円ということも多く、リーズナブルな価格で使用することができます。
一般的にプロパンの料金は基本料金と従量料金という料金を足したものになっており、基本料金はガスを使用した量に関係なく毎月一定額が請求される料金です。
ボンベ配送費用や毎月の検針費用、保安管理費用にかかる経費になっています。
従量料金は毎月使用量に応じて料金が決められており、単位は㎥で表示され1㎥毎の従量単価が設定されています。
従量料金は毎月使用量に従量単価をかけており、これに基本料金をプラスしたのが料金の内訳です。

まとめ

プロパンガスは災害に強かったり環境に優しく、安心・安全に使用できるなどいろいろなメリットがあります。
使い勝手の良い環境にも優しいエネルギーで、ガス会社によって料金が異なるので比較検討していると良いでしょう。