太陽光発電を効率的につかおう!住宅用蓄電池

最終更新日 2024年4月15日 by akasak

「住宅用蓄電池のメリットが知りたい」
「災害時に備えて自家発電システムを導入したい」
「エスコシステムズさんのサービスが気になる」

次世代に求められる機能を詰め込んだZEH住宅や高機能住宅が注目を集めています。
高気密・断熱性能に加えて、独自の屋内空調システムを備えており、環境にも優しい特徴を持ちます。
また太陽光発電を組み合わせる世帯も増えており、独立した電力源を持つ住宅としても関心を集めるようになりました。

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エスコシステムズの事業/サービス内容

住宅用蓄電池のメリット

高機能住宅の性能を高める設備として選ばれている住宅用蓄電池のメリットは、非常時や災害時の停電が起きても非常用電源としても利用できることでしょう。
電気料金の高い時間帯に使用することで省エネや電気料金の節約にも役立つことから注目を集めるようになりました。
住宅用蓄電池があれば、契約している電力会社の電気を蓄電して必要なときに利用したり、太陽光発電の電力を蓄電して必要なときに使えるため、生活における安全弁としての役割が期待されています。

EV(電気自動車)からの給電機能を搭載したものも登場しています。
平時には電力メーカーや太陽光発電が発電した電気を蓄電、災害時や停電時にはEVのバッテリーにある電気をつかって給電できるため、EVを利用している世帯に利便性があります。

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住宅用蓄電池を選ぶ際のポイント

家庭が1日に使用する消費電力に合わせる

住宅用蓄電池を選ぶ際のポイントは、家庭が1日に使用する消費電力に合わせることです。
生活している家族の人数が2人の場合は1日あたり10,5kWh、3人世帯だと12.2kWh、4人世帯では13.1kWh、5人世帯の場合は14.8kWhほどとなります。
そのため少なくとも蓄電容量が6kWhに達するものであれば、停電時でも5時間から10時間ほど利用できる計算になります。

定格出力も大切なポイント

定格出力も大切なポイントです。
定格出力とは、蓄電された電力を一度に出力できる最大値を示しており、その数字が大きいほど同時に利用できる家電が増やせます。
定格出力が低いとテレビと冷蔵庫、エアコンを同時にした場合、機能が大きく低下するため、同時に使用する家電の数にあった定格出力を持つものを選んでください。

オール電化を採用している世帯の場合は200Vのものがおすすめ

オール電化を採用している世帯の場合は、200Vのものがおすすめです。
家電には100Vで利用できるものと200Vで使用するものの2種類があります。
一般的な家電であれば100V対応で問題ありませんが、IHクッキングヒーターや200V対応エアコン、ヒートポンプ式給湯器(エコキュート)を使用している場合は、200Vでなければ機能しません。
そのためオール電化にしている世帯は、200Vに対応した専用の蓄電システムを利用することをおすすめします。

複数の機種があるため目的に合わせて利用する

複数の機種があるため目的に合わせて利用しましょう。
最も選ばれているのがパワコンと本体が一体化したハイブリッド型です。
本体内部にパワコンディショナーを内蔵しているため電気変換効率が高く、蓄電容量が多いほど効率的に蓄電できます。
また屋内設置や屋外設置に対応しているため、空いたスペースに取り付けられます。
すでに太陽光発電を利用している場合は、後付で利用できるフレキシブル型が良いでしょう。
日中の余剰電力を蓄電できるのがメリットになっており、屋内設置型と屋外設置型の2種類から選べます。

住宅用蓄電池の相場について

住宅用蓄電池の相場についても触れておきましょう。
基本的に本体価格と設置工事費用、保証費とアフターサポートによって構成されており、価格に影響を与えるのが蓄電容量や定格出力の大きさになります。
性能が高いものほど価格も高くなるため、世帯に合わせたものを選ぶことが大切です。
具体的な相場としては4kWhから7kWhが90万円から160万円、8kWhから11kWhが160万円から220万円、12kWhから16kWhまでが220万円から280万円となっています。

訪問販売する業者に注意!

訪問販売する業者も増えてきているため、注意してください。
全てではありませんが、生活にあった蓄電容量や定格出力などの提案を行わない、一方的な形で販売してくるといったトラブルが報告されています。
さらに家電量販店や地元の電気業者に依頼するよりも40万円から90万円ほど高くなる傾向がある他、工事が雑である、保証プランがない、見積書や説明処理がない、名刺を渡さなかったり契約をせかすなどの特徴的な行動が見られます。
接客態度が強引だと感じたら注意しましょう。

住宅用蓄電池を導入する場合

住宅用蓄電池を導入する際、誰に相談したら良いかわからないという方も多くおられます。
そんなときは、地元の家電量販店や電気工事業者を検討してみてください。
さらに施工実績が多く、いつでも連絡を取れる、設置工事や稼働に必要な手続きをすべて代行してくれる、10年から15年の保証をしていることも大切なポイントです。

まとめ

基本的な工事の流れとしては以下のようになります。
まず業者による現地調査により設置場所や配線の確認を行います。
次に基礎工事を行い本体、パワーコンディショナーを設置してから配線工事を行い、最後に本体の設定と稼働の確認すると完了になります。
配線工事を伴うことや行政機関や電力メーカーへの申請手続きなどをしなければならないため、DIYでは困難です。
設置する場合は施行実績のある業者に依頼することをおすすめします。